半島、海、広大な森、池 2



広い森は何度となく買いました。

面積が一定以上になると、国土法の届け出が必要になります。

また、景色が美しい半島や海岸線は、国定公園や県立公園の中にあることが多く、建築や木の伐採についての規定があります。

規定にしたがって行こなえば、別荘や住宅の建築は可能です。

規定と言っても、目茶苦茶難解なものではなく、一般のひとでも、書類は仕上げれるくらいのレベルです。

別荘の場合、広い土地のなかに建てるので、狭い街中のような窮屈さ、気遣いもまずありません。

周囲に迷惑をかけなければ、自由気ままな生活は保証されているようなものです。

それに別荘地は、その地域の人はいなくて、例えば全面積が20万坪とすると、全国の様々な地域の人が来ており、色々お話が聞けます。

我々も売りましたが、買ってくれた地域の順番を並べると

1.東京      2.神奈川  3.大阪     4.兵庫(神戸)  5.京都  6.名古屋  7.静岡

という感じで、都市に住んでいる購買客が多かったですね。

もうひとつ海の話

実は海を買ったことがあるんです。

2000坪くらいの、綺麗な湾岸でした。

普通は海なんて買えることはありません。

ここがどうして買えたかと言うと、そこは海ですが、法定の地目が雑種地だったんです。

地元の人に聞きますと、昔雑種地であったんですが、土地が沈下して海になったそうです。

我々が見たときは、完全な海で、岸から30mくらいは、自分の所有地になったわけです。

法務局が現地確認をしていたら、ここは完全な海になっていましたね。

次に池や湖

これは買った土地の中にあったりします。大きさも大小色々。

澄んで綺麗な池もあれば、ちょっと濁った池もあります。

池の中に、メダカやえび、時にはヤモリがいることもあります。

すごく広い池や湖のようになっていると、池沼(ちしょう)という法定上の地目になっています。

澄んだ池によっては、湧き水が湧いてきているところもあり、水はおいしい飲み水になることもあります。