被災地をのがれて
北九州では今も雨が続いている。
現在約80人の人が、亡くなったり不明。今は一刻も早く安全な場所に移る以外ない。
今後今以上の豪雨がくることもあり得る。
政府は安全な場所を新たに確保、危険地区の住民を丸ごと移したらどうか。
莫大な費用がかかるが、全国の危険地区はチェック、地盤が安全な台地にその住民を移す。日本改造計画だ。
日本改造計画債でも発行して資金を調達。
山、特に急峻な山の周辺は危ない。急でなくても危ないこともある。
私の実家は広い住宅地の中。
雨が降り続いたある日のこと。
母親から電話がかかって、
ー庭に砂がながれこんできた!ー
(私は、何をボケたことを言っているんだ?...と思った...)
砂なんか流れ込むわけがない。川は、はるか遠くだし...
しかし、良く聞いてみると、砂が流れ込んできたのだ。
30mくらい離れた所に、オワンを伏せたような小さな雜木山があった。
その山は、私が生まれる前から、ずっとまるい低い雑木山。
その雑木山が長期間の雨で液状化。砂をたくさん含んだ山だったので、山は溶けて、砂と泥になり(一部、木も一緒に)、周囲の住宅地に流れ込んだのだ。
幸い実家は、山から離れていたので、庭に少し土砂が流れ込んできた程度で終わったが、山の近くの住宅は、壁や窓が壊され、部屋まで土砂が入り込んできたところもあったようだ。
↑このようなこと(今まで数十年も全くなかった自然崩壊)が起こるとは、本当に信じられないことだった。
つまり、過去全くなかった災害でも、(長雨などで)起こることがあるということだ。
(実家周辺のオワン山の崩壊は、平坦な住宅街に、砂の山が溶けるようにゆっくり流れていったために、人の怪我はなかったそうだ)
しかし日本は災害の多い国。
2011年 東日本大震災
2016年 熊本地震
震度6の地震は、2018年に北大阪で。2019年には新潟でも。
災害を予想しても防げないこともあるが、政府は極力災害をうけない街づくりを計画して欲しい。