ピナツボ火山から砂鉄砂金、そして金の夢

フイリッピン、ルソン島のピナツボ火山。1991年6月に大噴火をしたと言われる。

この噴火で、ピナツボ山の高さは、なんと1745mあったものが、1486mまで、259mも下がったというのだから凄い⤴⤴

人間で言えば、首から上が吹っ飛んだようなものだ。

吹っ飛んだあとは、降雨で水が溜まり、湖になっている。

 

フイリッピンのすごいところは、こんな昔、この火山の爆発ピークを予測し、数万人を避難させて救ったこと。

それでもこの火山噴火で、860名の死者、行方不明者が出ている。

 

ピナツボ火山の溶岩流は、大きく西側2ヵ所に流れた形跡がある。

この溶岩流の流れた土地の権利を、広く持っている日本人がいる。

そこで砂鉄や、時によっては砂金が採れると言っている!!

砂鉄については膨大な量が採れるらしく、工業用に売却したいらしい。

 

ところで日本で金(鉱山)と言えば菱刈。鹿児島県最北部、山間の金鉱山。

菱刈では創業以来約250トンの金を産出しています。今も毎月6トンもの金がとれているそうです。

しかも鉱石の金の含有量が、鉱石1トンにつき30~40gと、世界でも最も含有量の高い金鉱山です。

ーあー、こんな山をひとつ持っていたらなあ!!ー

なんて思っていますよね。

昔は佐渡(新潟)、鴻之舞(北海道)、串木野(鹿児島)でもとれたそうですね。というか、あちこちに金鉱山の跡があります。

もう絶対出ないのでしょうか? それとも、まだまわりをほじくれば、出る可能性はあるのでしょうか?  

金鉱山の跡を見ると、まだありそうな気もするし、重機で掘ってみたい気もします。

それにしても金鉱山の跡、縦横に何百メートルと掘っていて、鉱道の地図を見ると、東西南北抜かりなく枝道が走っています。

 

火山列島には、金がよく出ます。

インドネシアもそうです。

四国の吉野川上流で、砂金を見つけたという話も。

火山多い日本、まだまだどこかに金の出るところあるような気が。

夢のようなことばかり頭に浮かびます。
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(福島県金山跡に出ている看板、現在ここは廃坑になっており、閉鎖されている。ここの地下には金を掘った跡、坑道が縦横に張り巡らされていた。)