Franceパリの憂鬱
パリの人達の心は意外とデリケートだ。
ロックダウンは解除されたけど、外出はしたくないという人も大勢いる。
現在、フランスのコロナウイルス感染者は188000人。
入院患者5300人。重傷者2000人。
トータルの死者は30300人。
(死者数の比率が高い。数字は全て約数。)
しかも依然として、感染者、クラスターは増加傾向。
以前、パリでは、かなり色々な規制をしていた。
▲外出証明書の携帯
▲ラッシュアワーの電車に乗る場合、誓約書の提出
▲散歩での外出は60分以内
窮屈な規制で、完全自主規制の日本とは異なる。
今まで数十日間も自宅待機状態の生活をして、それに慣れてしまった人もいる。
外出すると、車の騒音、時々いる物乞いの乞食、スリや引ったくり、暴漢もたまにいる。
ドライブしてみると、あちこちからクラクションを鳴らされる。
じゃあ、サイクリングでもと思い、レンタル自転車を借りると、どこかしこ痛んでいて、まともに走れたもんではない。
寺院や運河の前に集まっていると、警察が排除しに来ることもある。
自宅にいて、料理や裁縫に凝る人もいる。スキルアップの勉強をする人もいる。
ならいいが、寝転んでつまらないドラマを延々と見て、くたびれてる人もいる。
未来が不確実で、夢を持てない。憂鬱な気分。詠世的な気持ちになる人もいる。