玉木新党は成功するか
国民民主党の玉木雄一郎代表が、立憲民主党との合流協議が上手くいかず、左派寄りと右派に分党を決意したようだ。
現在国民民主党は衆参合わせて62名。
左派は、小沢一郎氏とその側近議員が中心で、野党共闘なら、共産党とでも手を組むという面々で合流賛成派。
これに対して、保守中道改革路線と言われる側の玉木氏のグループは、合流反対が大部分。昔不倫で有名になった山尾志桜里も玉木グループ。
62名の議員が分かれて、何をしようというのか。
小沢氏たちは、立憲民主党と合流するから、そこそこ大きな政党になる。
しかし、小沢一郎氏、もう完全に終わっている政治家。バイデンと同じ78才。
私が知っているのは、2010年に民主党がまだ勢力があったとき、菅直人と代表選を争ったころ。
この時小沢氏は、負けたら分党するようなことを言ってた。確か小沢氏に200人ぐらい投票したはず。
この時分党していれば、200人の政党の代表になっていた。
しかし、分党しないままズルズル...
その上、民主党の時、首相にも1度もなれていない。
(チャンスは逃げていき、小沢氏は年だけ食った。)
民主党も、公約をいっさい実行しないものだから、自民党に、大逆転の敗北。
若者にも、サラリーマンにも、主婦にも、じいさんばあさんにも、民主党はウソをつく、何も出来ない、というイメージが定着した。
(国民は忘れていないので、はっきり言って数十年は政権を取るのは無理。)
もうひとつはっきり言うと、玉木氏も、小沢氏も、こんな国民がほとんど期待していない政党のシッポみたいな立場。(政党支持率をみればわかる。)
社会情勢は目まぐるしく変わる。
コロナのような、思いもしない感染病も蔓延している。
政治をやるなら、国を加速度的に発展させる力とか、コロナを完全シャットアウトする能力を見せてほしい。62人の政治家がくっついたり離れたりに、国民は殆ど興味を持たない。