日本は自給自足の国になれる

日本が自給自足の国になるためには、1200万ヘクタールを開拓しなければならない。これは、国土の約30%

しかし、元々自給自足の国。明治、大正、昭和、我々が生まれる前は、自給自足で、みんな生活していたはずだ。

 

今でもお米は、100%自給。

農業人口は年間2%前後減っており、海外からの安価な食糧の流入に頼っている。


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コロナの時代、自給自足と言い始めたが、不可能とは言えない。

 

確かに食糧を完全自給自足にするには、今、耕作されている面積も含めて、国土の約40%を農地にする必要がある。

日本には広大な森林地帯もある。農地拡大をすれば、一部森林地帯に食い込む。

 

しかし、今はビル式に何段にも間隔をおいて積み重ねていく農法もある。イチゴやしいたけ、玉形の野菜は、かなりあちこちで作られている。

ある大学の教授と、水耕栽培の研究をしたことがあって、この教授がやれば、あらゆる野菜が、それも栄養価を高めて、水耕で、段々に積み重ねたかたちで、出来ることが分かった。

 

数年前まで、別荘地の買い付けで日本中ウロウロしていた私は、沢山の農地も見てきたが、私の感覚では約30%の農地は真面目にちゃんと作られていない。(日本政府の見立てでは、耕作放棄地は約9%)

30%の放棄地も、真面目に作れば、自給自足率はグンと高まる。