鰻(うなぎ)を川でとった
天然鰻は大変少ないですが、とれるところが、日本に数ヵ所あります。
など。
岐阜県恵那市の木曽川中流域だったと思いますが、まだあちこちの不動産を買い始めたばかりのころ、恵那の不動産屋のおじさんが、鰻をとるからというので、従業員とついていったことがあります。
あまり水量は多くないところでしたが、潜ると多分水深は3m位はあると思いました。
おじさん(その頃60才くらい)は、かなり大きな金突き(モリのようなもの、150cmくらいの長さ)を片手に持って、最初何回か潜りましたが、ボウズ。
しかし5回目ぐらいもぐって浮上してきたとき、
ーやった!!ーと言う声。
なんと片手の金突きに、まだ生きた大きな鰻がぐるぐる巻きに巻きついて、まだ動いていて、迫力!
モリは頭の真ん中を突いて、突き抜けていました。
(ほかの部分を突いても、必ず逃げられるそうです。)
すごいシーンを見せてもらいました。
鰻は川の岩と岩の間や、岩穴の中にいるそうで、頭を出している瞬間を突かないと、逃げると教えてくれました。
捕った鰻ははもちろん、夜の食卓に。
普通はこんな取り方しないんじゃないかと思いましたが、このおじさんは、昔からこれで捕っていると言ってました。
天然の鰻は肉がかたいです。養殖鰻は肉がふにゃふにゃ、お店の鰻は殆ど養殖です。
鰻はビタミンA、B1、B2が豊富。
目や皮膚に良く、動脈硬化も防ぐと言います。時々は食べて下さい。