着陸世界の空港でも厳しい羽田
都内上空を飛行して羽田へ着陸は、航空力学上は何の問題もないとしても、騒音を軽減するために品川区で約30m高度を上げることによって、極端に言えば急降下着陸をしなければならなくなった。
これで着陸が世界の都市の旅客機運航の空港でも、もっとも難しい空港になったと言われている。
これは2020(今年予定の)オリンピックを策定して考えたプランで、すでに今年2月から運航開始されている。
市街地に落下した航空機事故では6月20日、パキスタンのカラチの事故がある。この事故では搭乗者98人の大部分が亡くなり、街も大損害、死傷者がでた。
2001年11月13日には、アメリカン航空のジャンボ機がニューヨーク郊外の住宅地に墜落。260人が死亡。地上住宅では5人が死亡、1人負傷した。
ニューヨークは郊外地で地上の死傷者は少なかったが、今回は新宿、渋谷などの過密地域の上空も飛んでいる。もし落下したら、大惨事になる。
都内上空を飛ぶことによって、1時間に10便増便可能になったと言うが、相当過密発着である。
多分資金的に難しいのであろうが、今海上浮上式の滑走路も出来る。何とか東京のど真ん中上空を飛ばない方法を、考えられないものだろうか。