2代目社長の憂鬱
この社長、憂鬱のデパート状態。
まあ人生どうであれ、全て決定は本人。
不動産会社であるが、1番の問題は、コロナで売上が下落、
昨年末会社で7億円あった預金が、3億8000万円に。
資産は東京周辺にに数ヵ所あるが、担保に全て入っていて、売却してもたいして残らないと言う。
毎月の経費、銀行支払い、従業員の給与などで預金がどんどん減っていく状況に。
これだけならいいが、愛人がいることが奥さんにバレて、離婚請求が来ている。
(写真は本文と無関係です)
父親は他界しているが、母親は入院中。
今まで奥さんが病院に通い、面倒を見てくれていたが、浮気がバレてから、面倒を見てくれなくなった。
それに最近お手当て少なくなった愛人からも、愛想を尽かされそうになっている。
全く泣き面に蜂、四面楚歌。
この社長をどうして知っているかというと、以前私の会社にも不動産部門があったので、何回か取引をしたことがあった。
私も会社経営の経験で分かっているが、事業は調子がわるくなってくると、預金は数千万円(時には数億円)の単位で減っていく。
彼が今その状況である。
どうするか知らないが、このままでは倒産するので、私は、
ー今すぐやめたほうがいい。ー
と言った。
(倒産になると、資産はほとんど残らない。)
今事業中止で、倒産を回避、精算をすれば、彼が言う通りなら、個人資産が2億円くらいは残るはず。....この2億円も大部分、離婚希望の奥さんにもっていかれると思うが。