スキャンダル揉み消し係
△誰にもバレてないだろうな。(左社長)
....いえ、もう嗅ぎ付けられています。....(右運転手)
△そんなはずはないだろう。
....3流新聞の記者が下でウロウロしていました。....
△何だと! どこの奴だ!
....モーニングサンです。....
△よし、そいつを買収しろ!
1万ドルも渡しゃあオンの字だろう。
....あのー....
△何だ!
....あの、....
△何だ、早く言え!
....あの、2万ドルにしてください。....
△何だと! 何で2万ドルだ!
....私が社長のスキャンダル、完全に揉み消しますから。
新聞記者は黙らせます。社内の口封じします。奥さんに情報が漏れてないと思いますが、私が当分の間、奥さんの運転手をして、見張ります。....
△お前も運転手にしては、シワイ奴だな、まったく。
女房に女のことバレると、社長の立場もヤバくなる。
この会社、女房の親父が作った会社だからな。
...........................
△分かった。2万ドル出してやる。その代わり、バッチリ揉み消すんだぞ。
.....分かりました。.....
社長は2万ドル出してくれました。
この社長もワルです。
愛人を2人も囲い、仕事中にも愛人宅へ運転させられていました。
ところで、この運転手もワルです。
愛人スキャンダル、誰にもバレていないのに、そう匂わせて2万ドルをせしめたのですから。
3流新聞の記者なんていないんです。
(作文です)