休日不運のアクシデント、休日きた幸運の電話
知人のA、4連休の最後の先日、交通事故に会った。
実家の静岡から帰りの国道が混んでいて、抜け道を行こうと、その抜け道に入った途端、追突されたそうである。
奧さんと2人乗車だったが、2人とも怪我はなかった。
ところが、車の後部トランクの下が破損。
ーこういうのに、ホント乗りたくないんだよね。ー
と完璧主義のAは嘆いていた。
加害者と警察に行って、事故の状況説明、保険会社への連絡、相手との簡単な話し合いなどで2~3時間帰りが遅れてしまった。
ところでA、翌日23日有効になるコンサルタントのゼロ契約を名古屋の新しいクライアントと結んでいた。
彼は個人や企業クライアントの、経営、資金調達、投資などの顧問やコンサルタント業。
(同じようなことをやっている私から見ると、彼は誠実で能力も高い。)
ゼロ契約というのは、ゼロサムではなく、何らかの都合で契約時に一切入金のない、ペーパーだけの契約。
(何らかの都合....往き来が不便で契約だけする、その時相手が資金不足、時間がなくて話だけは纏めて(契約して)おく、などの場合。)
実はこういう契約、初回の入金がないから、完結しないことも多い。入金があって初めて契約と言える。
契約の何割かは、破棄になることもある。
(こういう契約、普通あまりしない。)
23日が入金日だから、それまでヒヤヒヤと言っていた。
ところが22日の事故の夜、相手社長から携帯に連絡が入った。
ー初回金、金曜日には振り込んでいます。ー
そこそこの金額のコンサル料だったようで、これには大喜び。(4連休、銀行確認は当然しないので、気付いていなかった。)
車の破損は、相手の保険で直してもらえる。
最近色々口うるさい奥さんの不満も、ゼロ契約の入金のお金で解消。
来年大学入学の長男の入学金も出来た。
ということで、彼もひと安心ということだった。