広いオーストラリア&発展するインドの外相(4ヵ国会議)

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地図を見れば分かるが、オーストラリアは6つの州に分かれている。境界がほぼ直線的に引かれていて、解りやすい。

 

何と広さはアメリカ合衆国と同じくらいある。

約20%は砂漠であるが、石油、石炭、天然ガス、金、ウラン、鉄鉱石などの資源に恵まれている。

 

マリスペインが今回来日のオーストラリア外相。

女性であるが、前回の内閣では、国防大臣であった。

 

河野太郎行革大臣は、マリス外相と防衛大臣当時、2度ほど会い、安全保障の両国の進展を話し合っている。

 

中国嫌いなスコットモリソン首相下の外相、アメリカポンペオ国務大臣とは、話が合っただろう。


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(左上インド外相

下オーストラリア外相)

 

ジャイシャンカル(インド)外相とは、茂木外相はニューヨーク国連本部で以前にも会って、会談をしている。

この時、TPPに代わるRCEPについてや、経済、防衛の連携について話し合っている。

 

インドは今は最貧国であるが、モディ首相が教育、科学分野にも力を入れており、GDPも急成長している。

将来性を年令で見るなら、現在最多中心年令が29才、日本は49才である。あと7年で14億人近い人口になり、中国を抜く。

 

インドは、諸外国とは等距離外交の国。

中国との国境トラブルもあって、今回外相会議に参加したと思われるが、自国は自国で守るという基本理念の国であるので、ポンペオ国務長官アメリカ側発言に対して、100%同調ということはないだろう。


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(左から菅首相、ペイン外相、ポンペオ国務長官)

なお菅首相は、ポンペオ国務長官とは、昨年5月以来2度目の会合である。だからグータッチも慣れていた。