スーパーフード アマランサス
住宅街(目黒)を歩いていると、↑こんな植物を植えている庭があった。
皆さんもどこかで見た事があると思う。
調べてみると、アマランサス(葉鶏頭)。
アマランサスとはギリシャ語で
色褪せない、という意味。
食用にもなり、ビタミンE、B2、B6、タンパク質、カルシウム、鉄分、リン、カリウム、食物繊維、ミネラルと驚異的に豊富な栄養素があり、スーパーグレイン(驚異の穀物)とも呼ばれる。
アマランサスは数百種の品種があり、食用、観賞用はその内わずか10種。
原産は南米アンデス山脈。
インディオが古代から栽培していたそうである。
アジア原産の種類もある。
日本には、江戸時代中期に渡来したとも、明治初期だとも言われる。
明治には、かなり多くの農家の庭先を飾っていたようである。
東北の岩手ではセンニンゴクと呼ばれている。
イギリスでもジョンジェラードという人に見いだされ、トリカラー(3色)のこの美しさに19世紀のイギリスで大人気だった。
ただ今イギリスではあまり見られない。
しかしこれを刺し身と一緒に食べるとする。
トリカラーのアマランサスは目立って、刺し身は脇役のように見えるかも。(脇役が主役を食う)