逃亡者、簡単に捕まえられる
▲逃亡者のTV放送を見たが、長いドラマの割には、
....スリル、抑揚、アクション、リアリティー....
全て欠如。
▲逃亡者の医師渡辺謙も、追う刑事豊川悦司も、言動がワンパターン。
迫力が全くない、のんべんだらり。
▲再三再四、渡辺の同僚に刑事が詰問して、同僚が返す言葉。
....逃亡者はあなた達(刑事)より利口だから、あなた達には捕まらない。....
あなた達より利口な場面、ほとんど無い。
山の中や住宅街を逃げ回り、たまたま行き当たった置き引き窃盗の女の車で逃げ、もと勤務先の病院にも潜入。
△作品では妻殺害容疑者、勤務先の病院に刑事が大勢張り付いてないのもおかしい。
△山間や住宅街を逃げているのに、警察犬を使わないのもおかしい。
△逃亡者が川に飛び込む場面があったが、大勢刑事がいながら、すぐ川に降りて探さないのもおかしい。
▲刑事役の豊川悦司も、ワンパターンで
.....死体にしてもいいから捕まえろ!....
何度も同じセリフでうんざり。
(日本で容疑者を刑事が射殺してもいいから捕まえろ、なんて法律はない。)
最後別の真犯人が捕まり、渡辺を事情聴取で警察に連行する豊川に対し、渡辺おとなしく同行。
別の真犯人が逮捕されているわけだから、散々追われた渡辺が豊川をぶん殴ってもいい場面。
▲監督も脚本家も、いつまでもつまらない映画を作るより、ちょっとはハリウッド映画でも見て、勉強したらどうか。
今のハリウッドアクション、一瞬の目も離せない良い映画たくさんある。
あくびが出るような映画は作らないでほしい。