金融機関はここで融資する

○1...取引(話)の流れに一貫性があること。
○2...提出された数字が変わらないこと。
○3...自社役員や取引先にコンプライアンスに引っ掛か
   るか、それに類する 言動を行う人がいないこと。
○4...ここ10年の間に倒産破産をしていないこと。
○ 5...金融機関内では、事実だけを言い、余計なこと
   や無関係な自慢話をしないこと。


▲↑これは金融機関の取引で経営者に出す、基本的条件。


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(感じの良い真面目な人で事業意欲ある人は、融資を受けられやすい)


これまで私は自分のバンクローンもそうであるが、コンサルタントとして他の企業のローン(融資)を数十件もやってきた。メガバンク地方銀行、信用金庫、そして一時的にノンバンクを使うことも。

ノンバンクは利息が高いので一時利用になるが、例えば1億円利用して、2~3ヵ月で粗利3000万円儲ければ、利息経費を払っても文句無しである。


▲ノンバンクの良いところは、1億円前後までの融資であれば、YES、NO(融資する、しない)の答えが、早ければ申込み後わずか10~20分で出るところ。
基本的話をして、電話を待ってれば、あっという間に答えが返ってくる。

融資も1~2週間以内と早い。



▲意外と多くの人が失敗するのは、○5

こういう事↓もあった。
5億5000万円借入で、1ヶ月以上みっちり審査、もうローンOKという時、借主が
.....すみません、あと3000万円簿外借入があって払わないといけません。.....

コンサルタントの私も聞いていなかったライトオフの借入事実。これで、5億5000万円の借入は全てアウト。


また過去の自慢話を延々とするような人は、融資が受けられない可能性がある。ビッグマウス(軽薄な喋り)はプロボクサー、プロレスラー、芸能人の専売特許、金融機関でやってはならない。


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(小池知事はまもなく(70才)、新たな融資は受けられない年令になる)



▲実は○4も大変厳しい。
13年前に倒産破産していて、ここ5年はまともに真面目に事業をやっているという人(法人)でも、融資はおりないということもある。

特に借入系列の銀行には、倒産資料が残存している事があり難しい。
こういう場合一時的ならノンバンクを使う以外ない。



▲事業は借入なしで行うのが1番であるが、スタートアップ時や、途中ここでファイナンス関係がうまく行くと、大きく発展するという時は、金融機関を頼らざるを得ない。

( この記事に関することは ainisi 1311@docomo.ne.jp )