国務長官の役割
アメリカはブリンケンがポンペイオの方策をほぼ引き継いだ。世界各国は安心したことだろう。
ただ、バイデンが老いていて何を言い出すか分からない。バイデンの言葉で、中国共産党とも仲良くしようというような変な風潮が政府に蔓延しては困る。
中国共産党は、アメリカの大学に入り、企業に就職し、学校を作って浸透する。アメリカの重要情報は中国共産党筒抜けになり、元の木阿弥である。トランプが苦心したことが、水疱に帰する。
アメリカの国務長官は、大統領職務からすると5位。
2位が副大統領(兼上院議長)
3位下院議長
4位仮上院議長
5位国務長官
6位財務長官
7位国防長官
副大統領は黒人カマラ、下院議長は80才をとうに過ぎている老人女性議員ペロシ。
財務長官は連邦準備制度理事会15代議長を勤めたジャネットイエレン。
イエレンは民主党員であるが、トランプ大統領の時も議長を1年半勤めている。
7位のロイドオースティンをのぞいて、全て民主党議員。
オースティンだけ無所属である。8位の司法長官メリックガーランドを入れると、彼も無所属。
2人とも、民主党寄りなのか。
広いアメリカには、各州にもSecretary of State(州務長官)がいる。
(アメリカはどこに行くにも、ジェットかジェットヘリ)
イギリスやアメリカは国務長官が、日本でいう外務大臣も兼ねている。
反対にカナダは、外務大臣が日本でいう総務大臣を兼ねているような国である。
フランスは国際協調を重要視、日本の常任理事国入りも支持している。国務長官という名称ではないが、外交については外務大臣が中心になる。