モンスター井上尚弥

f:id:ainisi:20200718222952j:image

バンタム級世界チャンピオンだから、試合時の井上尚弥の体重は、52.163から53.524kg。

身長165cmだが、リーチは171cm。

体は小さいように感じるかも知れないが、180cm、100kgの大男でも普通の人なら、一瞬で倒されるだろう。

 

小学校1年の時からボクシングを始め、高校生でアマチュア7冠王になったことは有名。

8戦目で2階級制覇も日本初。

19戦19勝16KO という成績も凄いが、イケメンで一見普通の小柄な男子にしか見えないが、メンタル面での強靭さも相当なものだ。

当然井上はストリートフアイトなんかしないが、この強さの人間に、知らないワルがうっかり手を出すと、例え数人でもアッという間に倒されるだろう。

 

ジェイミーマクドネルは亀田和穀には2度勝ったが、井上には、それこそアッという間に、2ラウンドKO された。

2019.11.7 フイリッピンの英雄ノニトドニアとの試合は、試合終了後互いにハグ、清々しい試合だった。

ただドニアは凄いキャリアの選手だが、井上より11才も上、井上の敵ではなかった。

井上は、今までの日本のプロボクサーでは、バランスのとれた強さで、ナンバーワンではないか。

 

私は井上真吾さんという父親の存在が大きいと思う。

小学校1年から一緒にトレーニングをし、手本を示してみせ、今もトレーナーとしてバックアップしている。

ボクシング教育に関しては天才である。

 

井上は1993.4.10生まれだから、2020年の今年27才。もうボクシングのピークは来ている。しかしテクニックもずば抜けているし、ここ当分は勝つだろう。

いつか負ける日が来たら、さっさと引退しよう!

引退しても、モンスター井上の凄さは、ボクシングフアンの記憶に永久に残る。