石原慎太郎(PARTII)

(画像左-石原伸晃)

▲石原慎太郎は高令であるがかなりラジカル、そしてライト。その上make sense。
彼の載っているユーチューブを調べてみた。
2013年頃までの話が多いが、国会質疑、都知事時代、通常のインタビュー、けっこうたくさんある。

現在石原は88才である。
その為に2013年やそれ以前の話に、我々の知らない戦争時や過去の歴史的なストーリーも数々出てくる。

▲石原が少年の頃、日本に駐留していた我が物顔のアメリカ軍兵士達にムカついていたこと。

△中学生の石原が、前方対面から歩いてくる数人のアメリカ兵を避(よ)けなかったら、アイスクリームの中の棒を投げつけてきたらしい。
その上、気の小さいアメリカ軍、石原の通う中学校に注意してきたという。
(石原は中学生でもかなり長身だったかも。)

△また日本国民ひとりひとりが、国を守る意思がなければ無意味だと言う。何でも国に任せっきりはいい加減だと。国民の強い意思は、国をも動かす。

△遺伝子組み換え食品なんてもってのほか。ラットでテストしたら生殖能力が落ちた。国民に食べさせないために、私は首都圏の組み換え食品に、すべてステッカーを貼らせて明示させている。

▲最近のコロナ蔓延については

△私なら新宿のような処は、都市封鎖する。
△今の政治家は生ぬるい。
△緊急事態、私権の制限は当然。
とかなり大胆。

高齢で一線から身を引いているが、言うことは従来の石原哲学そのもの。

▲国会で石原発言中は、野党も与党もいっさい野次を出さず、完黙で聞く。これはすごい⤴️ 石原のスーパーヘビー級のプレゼンス。
(大体国会は、首相答弁でさえ常に騒々しい)

昨年2020年の発言ユーチューブもあったが、話がブレていず、ボケてもいない。

石原スピーチは全ておっしゃる通り、と言いたい。
ただ長過ぎで、抑揚が無くなっている。
今の時代、40～50代の歯切れいい石原慎太郎が欲しい。

(戦争を知る人間はもうすぐいなくなる)

▲石原慎太郎の子息、伸晃、宏高が国会議員であるが、慎太郎とは雲泥の差。
社会的にも政治家としても、パワー、思想、人気の面でも、かけ離れている。後継者にはなれない。