石原慎太郎はどこへ行った
(強いリーダーシップの知事がいないので
都政混乱、コロナ蔓延)
都議会百条委員会での石原慎太郎氏は84才だったが、少し惨めだった。
足元はおぼつかなく、短い歩幅でやっと歩行。
そしてそこには昔の徹底して相手を攻撃する石原慎太郎はいなかった。
傍聴人がガーガー騒ぎまくっているのに
.....貴様ら、黙っとれ!......
も出なかった。
石原氏黙ってバカらしい紋切り型議長の言いなり。
そして発言はかなり言い訳がましい。昔の石原慎太郎には考えられないこと。
ただ後半戦やっと石原エンジンがかかった。
共産党の質問に.....豊洲土壌汚染改善の負担費用や559億円の契約は(部下がやったことで)記憶にない......
と言い切ったのには、昔の石原氏が見えた。
.....記憶にないと言ってるじゃないか。ないと言ってるのに、私は何をすれば良かったのか?.....
には笑えた。
ここからは石原ペース。
共産党、都民ファーストの質問、石原を何とか悪人にしてやろう! がみえみえ。
小池都知事も、自分の失政を隠すために、部下を使うという汚さ。
(石原氏は東京都の赤字を消した)
石原慎太郎も、昔はもっと歯切れが良かったし、(相手をやっつける)暴言が次々に出ていた。
それが支持者にとっては、超カッコ良かった。
絶対王者だった石原はなんと、1999年4月23日から2012年10月31日まで、自分から降りるまで13年6ヵ月以上知事を勤めている。
石原が出ている限り、絶対勝てるものはいなかった。
石原の前後の知事はガラクタばかり。
.....青島、猪瀬、舛添、小池.....
(石原慎太郎とドナルド トランプ
性格が似ていた)
....北朝鮮のミサイル、少しでも日本の領空に入ったら撃ち落とせ.....
....相撲なんて八百長に決まってるじゃねえか、大相撲とはそういうもんだろう.....
(今は八百長少なくなっていると思うが)
(第2の石原は現れないのか)
百条委員会を最後に石原慎太郎を見ていない。
もう石原慎太郎も、石原慎太郎の2世も出てこない。
おそらく180cm90kgはある体躯、もう亡くなってかなりたつが石原裕次郎と兄弟というのも、国民の注目の的だった。
東京都の財政、フィンランド国家並みの15兆円。これをマネジメントする知事を、安易に選ぶべきではない。