最後貰い損ねた5000万円

 

自分の会社2社M&Aで 売却、長期間数多くのbusinessをやって、多額のお金を動かす仕事、毎日の忙しさに、飽きがきていた。

もっとTake it easyにいこう

と思いだした。

 

そこで会社を売却した3年前から、完全にフリーランスに。

基本的に今まで付き合いのあった大、中、小の企業や個人のおもり、じゃなかったコンサルタント

 

上は数千億円を動かしている会社、下は普通の中小企業。

しかし一番多いのは数億円から数十億円の会社。

 

やはり仕事だから、ちょっと本気になるのは、

△超お金持ちの会社。

コンサルタント料を気前よく払う会社。

 

契約して、毎月お金が決まってはいるのは数社で、これは中小企業、入ってくるお金も知れていた。

 

超お金持ちや大会社とは、単発契約が多く、こういう契約、年に幾つもあるわけでもない。そして報酬は高いけど、そう簡単にうまくいくものでもない。

 

中企業以上か、かなりのお金持ち場合、1回の報酬は千万円単位にはなる。かといって、契約内容にもよるが、満額全てはいるとは限らない。

 

実際にあった例をあげると

1...会社と会社M&Aのコンサル料3000万円

2...病院の吸収合併のコンサル料5000万円

3...特殊法人を作るコンサル料1500万円

 

契約内容は

A...3.の場合、例えば契約金300万円、中間金200万円、中間金200万円、完了時800万円という契約。

B...この2.場合、合併契約完了時総額を一括払い。

C...1.の場合、話が進んだ中間で契約、契約金150万円、完成時2850万円。

というような感じである。

 

当然一番やり易いのは3.の契約。次が1.。2.は完了しなければまったく入らないという不利さ。

 

実は2.のためにコロナを避けなら、動き回り、私の関係で、必要資金の不足分30億円のお金も用意した。

 

最後契約書類作成、で調印。

 

ところがここで、吸収される方の病院に、コロナ資金数億円が出るようになり、吸収される必要がなくなった。結局この話は中止に。オールorナッシング方式の契約だから、5000万円はゼロに。

 

................ここから無関係な裏話............................

3.の会社は関東中部の会社で、この会社とは契約済みであった。

資金もふんだんにある土地建物賃貸業の会社。土地も関東中部に数十ヵ所は持っていて、ほとんど駐車場、パチンコ店等に貸していた。

 

この社長私より一回り上だったが、私にとっては大変良い人だった。

 

奥さんとは離婚していたが、彼女が会社にいた。

ちょうど私と契約した数日後、彼女の会社のお金の使い込みが発覚。

その額トータル5億円。

それを聞いて私も驚いたが、会社の約30名の従業員たちも真っ青。

 

しかし社長は

ーしょうのないやつだなー、手切れ金にして別れるよ。ー

だって。

次に行った時は、本当に別れていた。

 

しかし5億円の手切れ金って? 経理処理はどうするんだろう?

(5億円をたいしたお金と思ってもいない社長、いったい幾らあるんだ?)