スリリングな高校野球

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高校野球は、プロ野球と違って、子供たちの必死な野球。相手に勝ちたいのは、プロ野球選手以上。

お金(自分の報酬)がかかっていなくて、あれだけ必死にやれるのはスゴい!!

 

私の一族は、スポーツは、武道を中心に様々なことをやるので、水泳、テニス、野球、サッカーなどの分野でも頑張っている。

 

甥で、高校野球のキャプテンをやっていた子がいる。

170cmで61kgしかないチビである。今は高校野球と言っても、180cm前後の子が多い。

なぜキャプテンに選ばれたかというと、

打撃 足 守備

の能力である。

 

イチローは超凄いバッターで、雲の上の人であるが、分かりやすく言えば、イチローを小型にしたような選手である。  

打順はいつも1番。守備はショート。

 

その高校野球部には、甥と良く似たタイプの選手がもうひとりいる。打順は2番。守備はセカンド。

当然、足はめちゃ早い。

 

この二人、1試合に1~2回(時には3回)、すごくスリリングな醍醐味のあることをやってくれる。

これを見に行くために、この親と何度か試合を見に行った。

 

スリリングなこととは、

ダブルスチール

(2人が同時に盗塁をする)

これはホントに楽しかった。

2人とも足が早く、2人の呼吸も良く、失敗がほとんどない。

甥が2塁から3塁へ、もうひとりは1塁から2塁へ。

まだスリリングなのは、そのあと甥が本塁へ、もうひとりが3塁へ同時突入(進塁)。

 

もうひとりも170cm前後の子。高校野球での2人の打率も4割前後。

2人の170cm(同じ体格)の同時盗塁、こんなの出来るのは、高校野球でも甥とこの子だけだった。

 

ただ残念なことに、この高校進学校で、野球は二の次の学校

。だから、朝から勉強、勉強、練習は夕方のみ。

朝から野球の練習をやる、頭は3流野球は1流、の高校ではなかった。

それでも甥がキャプテンになった年、ベスト8までいったから、ダブルスチールの賜物かも知れない。

 

プロ野球にもダブルスチールは、今はまずない。それを毎試合やるのはスゴい。

ダブルスチールをやるためには、

△2人の出塁率が高いこと。

△足が早いこと。

△そして2人の呼吸がぴったり合っていること。

である。