また女の子から? いい加減にしないと!
ー初恋ーのA君(以下A)、やはりB子(以下B)にフラれたのはショックだったようで、大学入試勉強の合間に、
▲モテる行動学
▲恋愛のテクニック
▲こういう場合どうする男と女
なんて本を、親がくれた参考書代を水増しして貰い、買って読んでいた。
これ、親にばれると大変!
ーA、これは何の参考書なんだ! ー
なんてことになってしまう。
読み終わるとすぐ、コンビニのゴミ箱に棄てた。
元々頭のいいA 、みるみるうちに恋愛ごっこは上達!!
その上、童顔だから人気者に。
高校2年に上がる頃は 、ガールフレンドは3人いて、B のことはすっかり記憶から消えていた。
家に帰ってもA 、携帯にガールフレンドから交代でかかってくるもんだから、鬱陶しくなって、つっけんどんにすると、益々その子からかかってくる。
(杉村太蔵さんみたいに、2また3また当たり前も、疲れるもんだ)
母親からは
ーまた女の子から? いい加減にしないと!ー
ー学校で何の勉強をしているの?ー
ー女の子ばかり相手にしていると、いい大学行けないよ!ー
なんて言われる始末。
結局、高校3年に上がる頃は、ガールフレンドは気に入ってた子ひとりにして、勉強中心にすることにした。
そして....
大学は何とか希望校に合格、両親には面目を保った。
(高2の生活を続けていたら、希望校、絶対無理だったろうな?
杉村太蔵さんは社会人だからいいけど、3または、かなり大変! でも高2時代、楽しかった..)