トランプは白人マジョリティのために
トランプ大統領は、やはり黒人に対して手厳しい。
黒人がデモと暴動を起こしたウイスコンシン州ケノーシャを訪れたが、警官たちを慰労することは言っても、黒人の行為に対しては、場合によっては軍隊を派遣すると、強圧的だ。
しかし黒人もデモだけならまだしも、無関係な商店を破壊し、暴徒と化してやりたい放題が善いわけがない。
ーメキシコ移民は麻薬の売人と強姦魔だ。ー
と言い放つトランプ大統領。
トランプ大統領は、実際はこういったマイノリティー(黒人、中南米系やアフリカ系)が嫌いなはずだ。
何よりトランプ大統領の支持者のメインは白人中間層。
アメリカには移民は、不法であるか合法に入国かは無関係に、増加の一方通行。
正確な数字は分からないが、中南米系移民だけで18%以上だという人もいる。これは黒人の12%より遥かに多い。
白人中間層(現在では多数派といえる)にとっては、
こういったマイノリティーの職業の圧迫、社会保障費の増大は堪えられない。
トランプ大統領が黒人デモ者たちに強圧的になるのは、大統領の性格もあるが、こういった背景がある。