アスリート向き貴景勝 優勝

貴景勝、体重は180kg以上有るが、身長が175cm。
あと5cm身長があれば、と思うが、こればかりは仕方ない。
(今の力士は190cm近くが多いので、かなり小柄な貴景勝。)

本割で照ノ富士に破れた。
結構力の差があるように見えた。
解説者の舞の海、北の富士は、
これは照ノ富士の優勝だ。
と言っていた。

しかし心理的に言えば照ノ富士は
余裕で勝てる
と思ってしまった。

貴景勝は負けたあと、すぐ負け相撲のVTRを見ている。
貴景勝は負けたらすぐ忘れ、次の1番に賭けるタイプ。
だから気合いが違う。

(照ノ富士は、悪い癖が出て負けたと言ったが、勝ったことの余裕で、貴景勝の心理を読んでいない。これはその場の技術で判断する2人の解説者も同じ。)

優勝決定戦
貴景勝のわずか3発の突きで、照ノ富士は吹っ飛んだ。

苦しくてもすぐ忘れ、自分の心理をコントロール出来る。
これは最高のアスリートのアイデンティティーだ。

負けることもあるのはスポーツでは当然。
切り替えの出来る貴景勝。これからもそこそこの成績は残すだろう。