電光石火 カッコいい盗賊たち
(窃盗、強盗、人を傷付けると極端に罪は重くなる。)
⭐️ 1971年11月24日↑ダンクーパーは、20万ドルを奪って、ポートランドからシアトルに向かうボーイング727からパラシュートで飛び降りた。
その3年前1968年12月10日、府中で3億円強奪事件は起きた。
2つの事件は、誰1人傷付けることなく金を奪った事に依り、注目の的となった。
ダンクーパーというが、実は本人の名前さえ分かっていない。ボーイングにはこの偽名で搭乗しているからだ。
盗賊は犯罪者で、カッコいい訳ではないが、1人として傷付けず、あっという間に実行したスマートさが一般受けした。
ダンクーパー、似顔絵を見ても中年オジンで、およそイケメンとは言えない。パラシュートで落下したあと、どこに消えたのか?
ハイジャック犯人はこれまで100%逮捕されている。しかしこのパラシュートおやじ、FBIの懸命な捜査にもかかわらず、不明のまま。
⭐️ 2013年7月29日には、カンヌのホテルで1億4000万ドル(140億円以上)の宝石が奪われている。
警備員も数名いたというのに、この盗賊、ピストルで脅かし、あっという間に奪って逃げたそうだ。
電光石火の早業(はやわざ)に、警察も対処のしようがなく、逃亡され、捕まっていない。
(140億円強奪犯とも知らず、2人で楽しむ 。)
(どうせだったら、高級リムジンで ! )
宝石はそのままの状態で、故買商などで処分する(売る)と100%逮捕される。どこの国に行こうと。
クラリティー、カラー、カラットなどすべて記録され、スナップも撮られているからだ。
メインの宝石は、カッティングでカラット数を変更し、或いは2~3分割することによって、元の形状を変えて処分する。フレーム(金銀などの枠)は切って捨てるか、溶かす。
国境を越えて現金化する場合もあるし、マンハッタンの5番街かドバイや香港なら、多少ヤバイ商品でも買うバイヤーもいる。
これだと、無数の宝石(ルース)類のひとつになり、盗んだ物とは判別つかない。
(犯人はどこかに潜んでいる。)
犯人はこれらのことを全て知っている。ということは、犯人を確保するには、ジュエリー関係者を洗った方が早かったかもしれない。
(お洒落な住宅を買いたいなら、大金を手に入れていても、女の名前でローンで買う。)