総理候補3人の注目点
▲菅官房長官
安倍首相の政治をそのまま踏襲、は安心できる。
菅官房長官、5派閥がバックアップで安泰と思われるが、好事魔多しという言葉もあるように、本人が安心しきっていると、足元をすくわれることもある。
特に地方に強いといわれる石破氏は侮れない。
余り日数がないが、5派閥に協力して貰い、地方固めも大事。
ー集団就職で苦労したーも出す必要はない。これは外国では通用しない言葉。
しかし菅官房長官、あまり余計なことを喋る人ではないので、何か突発性のアクシデントがない限り決まりだろう。
▲岸田政調会長
保守本流、穏健保守派と言われるだけあって、強烈なインパクトやカリスマに欠ける。
安倍首相の禅譲を待っていたというミステイクもある。
トランプ、プーチン、習近平、ドテルテ、金正恩、周囲は個性派ばかり。
これに太刀打ちするには、昔の小泉首相のように、自分の哲学やアイデンティティーを強く打ち出し、国民大多数の支持を受けるやり方。
今回は無理。
▲石破元幹事長
石破氏は進化しない人だ。いつまで経っても石破派19人。
国会内での不人気は、まるでよそ者。
なぜ議員との交流を活発に行わないのか。
これでは、地方票は取れても、国会議員票ではねつけられてしまう。
杉村太蔵が国会議員の時、資料を多数持参し伺いを立てたら、ほとんど見ないで無視されたという。
(安倍首相は検討すると言ってくれたらしい。)
こういう人付き合いの悪さが、自派閥国会議員が増えない理由でもある。
とにかくあと10日前後で、全ては決まる。