見えざる多数のお金持ち 多数の困窮者
私が不動産業を長くやり、不動産リサーチをしていて分かったこと。
▲それは首都圏にいる数えきれない数のお金持ち。
そして生活がやっとの多数の困窮者。
(震度6以上の地震がきたら確実に倒壊しそうなアパートに住んでいる人も、都内に相当数いる。)
(家賃3~4万円をやっと払って↑暮らしている人、
家賃数十万円のマンション↓に住んでいる人)
△お金持ちはあまり目立たない。
しかし困窮者は明らかに目立つ。
住まいが全く違うからである。
(もっとも、表面上綺麗な住まいに住んでいても、ローンを抱えてやっとの生活者もいる。)
金持ちは、旅行を楽しみ、自由な生活を謳歌出来る。
しかし困窮者にとってはそれは夢物語。
▲なぜ目立たないお金持ちが多数いることが分かったか。
△証券会社に数億円預けている人が多数いる。
△豪邸やビルを所有、多額の保険金を払っている人がいる。
私の場合、そんなことではない。
△何百という謄本をとって、土地建物に負債があるかどうか調べると、無借金の方が多数出てくるからである。
▲すごいことに、東京都内でも、借金ゼロ、不動産数十坪、数百坪所有の人は山のようにいる。
都内は住宅地でも坪単価200万円~500万円はざらにある。場所によっては坪1000万円以上するところも。
仮に30坪の土地(&建物)を持っていて、坪300万円とすれば、9000万円。こんな人はゴロゴロいる。
9000万円の土地では、お金持ちとは呼ばないかもしれない。しかし1000万円するところを100坪(10億円)持っている人も多数いる。
主に相続で手に入った物が多いが、50年前の土地価格を調べてみると、新宿の中心地でさえ、坪数万円だったところがあるから、場所によっては、千倍以上になっているということである。
親がローンで買った土地(建物)でも、100倍近くになっているものは多数ある。
特に山の手住宅街や、新宿、渋谷、目黒、品川、東京駅付近は、昔から言うと、超上昇している。
少し田舎になると、新駅が出来たところは相当上昇だ。
土地を買っていた者は、無茶をしない限り、お金持ちになれたということ。勿論株価もうなぎ登り、株長者も沢山いる。
▲政府は、困窮者に対しても、病気の治療、子供の教育は絶対平等に受けさせるべきだ。
金持ちのバカ息子が(3流)大学に入り、貧乏の勉強熱心な子が高校から先に進めないなんてもってのほか。
住まいと所得も最低限は保証すべき。
格差は極端に広げるべきではない。
△維新の党が掲げたベーシックインカムの実現は良い政策だが、実際の実現となると、自民党もその気にならないと無理。
少数政党の維新が、どうやって実現するのか?
マニフェストは掲げただけでは何の意味もない。国民は実行して初めて納得する。
マニフェストはプロミス(約束)。
約束破りが仕事のような国会議員、大小の政党。
票集めの為だけに国民にとって甘い言葉(実行しない嘘)を、これでもかと並べまくる。
世界に広がるアルゼンチンアリより多いポリティカルライズ。