ニューヨーク東京、田舎に移る人たち


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この2人夫婦、夫の方はニューヨークの市街地の会社勤めであったが、殆どの仕事がリモートワークで可能になり、コロナ禍をのがれるため、ニューヨークから車で2時間の郊外に移った。

 

ニューヨークでは2DKの狭いマンションであったが、現在同じ家賃で戸建て、約3倍の広さがあり、悠々自適という。

 

ニューヨークのコロナ禍は東京より遥かに上、今収束に向かっているとはいえ、約25万人の感染者、死者は約25000人である。

(東京感染者約23000人、死者約400人)

 

ニューヨークではコロナ禍をのがれ、郊外に移る人たちは、この2人のように、多数いるという。

 

人気のあるのは、車で1~2時間の、お隣ニュージャージー。ラッシュ時移動することがあれば、マンハッタンへは数ヵ所しかない橋を渡る必要があり混むので、時間をずらせる必要がある。

 

東京の人たちも一部、郊外暮らしに切り替えている人たちもいる。

リモートワークで仕事の人や、年金暮らし、賃貸マンション所有者など、収入が確保できる人はOK。


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(田舎のマンションは3DKでも、賃貸料5万円でも。)

 

人気の郊外暮らしは、山梨、長野、群馬、栃木、福島、静岡と近県。

静岡はやはり明るい、茶の産地。栃木、群馬、福島は広々していて、野菜、果物が安い。

 

この地域だと、土地を買っても、安いところは坪単価5~10万円でも有る。中古住宅は1000万円も出せば、そこそこ上等がある。


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(参考田舎戸建て、1階3DK、2階2室、平成9年築、価格600万円)

 

ただ首都圏に住んでた人たちは、どうしても親族、知人が都心にいるため、往き来に少し時間がかかる。

東京は、ニューヨークの人たち程ではないようだ。

 

ニューヨークも東京も、コロナは一応、収束曲線を描いている。

このまま収束してくれるといいが、季節は冬に向かう、どうなるか。