子どもの能力を引き出す
誰もいう言い方ですが、子供は無限の能力を秘めています。
あなたの子供がまだ幼少なら、将来、一流の科学者や、芸術家、アスリート、プログラマー、音楽家、優良企業の社長になる可能性はあります。
小さい子供は、色んな事に興味を持ちます。何かちょっとおかしな事をやっていても、少し様子を見ていた方がいいです。それが才能の芽生えかもしれません。
世界チャンピオンのモンスターと言われるバンタム級の井上尚哉を育てた井上真吾さんは、子供への接し方は
普通に接する 50%
褒める 30%
注意する、叱る20%
と言っています。
尚哉はハードパンチャーとしても、スタミナ面でも超一流、メンタルの点でも良く成長しています。
モンスターを育てただけあって、真吾さんはトレーナーとしても優秀だし、我々も参考にすることは沢山あります。
真吾さんの育て方は、今風で、何処かのボクサーの親のように、汚ない言葉で罵ったり、殴り付けたりは一切しません。
叱るっていっても、見も蓋もないような叱り方はせず、愛情をもって、子供の可能性を潰さないように叱ったようです。
逃げ場のないような叱り方は、子供でなくても、相手が社員や生徒であっても無意味です。というか、反感や、場合によってはウラミを買います。
子供の可能性を引き出すには
○子供のやりたいことを、自由にやらせる。
決定的に間違ってない限り中止せず、才能がある方向を見極める。
○少しでも成功をしたら、ほめて、次のステップをめざす。
○失敗を経験させる。
失敗ぐらい役立つものはない。失敗したら、こういう場合もある、No problemだ、と励まして、再挑戦させるのです。
失敗した時、母親がよくやることですが、限度を超えてやたらベタベタと慰めることはやめましょう。
(度を超えての慰めは、仕舞いには、失敗を母親のせいにする子になります。)
失敗から立ち直るのは、失敗を分析し考える本人の力です。
○持続性をつける。
継続は力なり、と昔から言いますが、厭きっぽい、諦めやすいは、何をやっても成功しません。
勉強が出来ない子は沢山います。これは出来ないではなく、やらないです。やらないから成績は、後ろから数えられる組。
勉強も、スポーツも、音楽も、数週間だけ頑張れば、かなりやる気もおこります。それさえしないで、友達とつるんで遊んでばかりでは、お話しになりません。
お話にならない子はどうしますか?
これはわるい例を出して
叔父さんはこれだから失敗したんだよ。
あの子は、あのグループだったから、今、あんな生活をしているんだよ。
と強迫観念を与えるのです。
それでもやらないなら、お手上げ!
とにかく子供の才能を見つけてあげて、うまく伸ばしてあげれば、将来はノーベル賞学者か、ピカソかベートーベン、シリコンバレーの事業家、大坂ナオミか大谷翔平のようになるかも知れません。