ロボットが派遣される未来
前の記事で、ドライブスルーで儲けた記事を書いたが、これは、弟と私がアメリカで、マックスやケンタを見たことから始まった。
私達にとっては、マックもケンタも、ベストではなかった。
日本人に合う、もっとずっと美味しいものが作れないか、持ち運びが簡単で、ソースが垂れたりしない、おやつにも、お土産にもなるものが作れないか考えた。
その頃父も存命中で、3人で日本各地を回って、食事や土産になるものはないかと、探し歩いた。
日本を回ったのは、日本人に合う米(ごはん)で美味しい商品を作ろうと思ったから。
その頃会社は従業員70~80名の規模だったが、熟練の幹部もいたし、放っておいても大丈夫だった。
約3週間、東北から九州まで回って、3人の意見も合うある商品を考え付いた。
これはライス以外に山芋、蓬、餡などを使う小さいおにぎり状のもので、これを大量に作り売る為には、自動的にどんどん作ってくれるマシンが必要だった。
しかしそれは、同じ形のものをマシンで作っている店を見つけて、その店に紹介を受けることで解決した。
紹介を受けた先がーレオン自動機ーだった。
これがロボットに会った最初だった。
ロボットといっても、産業用ロボット。(今、一般に言うロボットではなく、おにぎりを作るロボット。)
(注ーレオン自動機は色々なパンが作れるフレックスインクラスターのメーカーでもあり、カリフオルニアにレオンUSA もある。)
しかしこのロボットはスゴかった。毎日、何千、何万という商品を作ってくれる訳だから。商品の箱詰め、販売に、女子の店員6,7人がフルに動く必要があった。
もちろんこのロボットは、我々の会社に大変な利益を生み出してくれた。
今、一般にいうロボットは、ー本田技研ーなどが開発している人の形に近い、お喋りや簡単な荷物を運ぶロボットのことだ。
しかし今、自動運転や、スマホのレベルアップした技術を見ていると、遠くない未来に、ほぼ人間に近いロボットが出来ると思う。
掃除を人間以上にうまくやったり、お手伝いに来たり、犬を散歩させてくれたり、小さい子供の送り迎えをしてくれたりのロボットも出来るのでは。
パソコンを代わりに打ってくれたり、経理伝票を整理してくれたり、社長の代わりに社員に訓示してくれたり....