おかしな3人のオジサンたち

今は殆ど首都圏での仕事で、田舎には行かないが、昔地方に行っていた時、耳を疑う話やおかしな事に出くわした。



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(山を走っていると、うり坊(猪の子)にはたまに出会った。)


△(賊)平成8年頃、三重県奈良県の県境で

紀伊半島の山林や別荘地を見に行った際
私は自社の車で、運転する営業担当社員と、松阪市の仲介のオジサン(70位)を乗せて走行中、422号線の奈良と三重の県境付近で、オジサンがちょっと車を止めてと言う。

何をするのか?と思ったら、オジサンは1mちょっとの木刀を拾ってきた。

山間を通行中に、賊に会ったらいけない!と言う。
これには私達もええっ!! 👀と言う感じ(驚いた)。


そんなもん、今時いるわけない !

.....ということは、このオジサン、賊に出くわした事あるのかな? いつ頃の話? 昭和初期?大正?.....でもないだろう.....

何がなんだか分からなかった。
このオジサン剣道の達人だから木刀を拾ったのは分かったけど。


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△(鰻)平成14年岐阜県恵那市木曽川中上流域で

やはりこの地方の森林を見に行って
不動産仲介をしているオジサン(55位)の後を車で数人で追走していたら、広めの路側帯がある場所で停車。

オジサンは車からおりて、ちょっと鰻を捕ってくると言う。
車からおりたオジサンは、いきなり服を脱ぐと、中はスイムスーツ。鰻を打つ金突きを持って、下の谷川におりて行った。


20分くらい待つと、オジサンは金突きに巻きついた鰻を捕って👌かえってきた。
(以前も記事に)




△(天狗)平成10年頃、九州の産山村という阿蘇北東の村で

この山には天狗👺がいる。
と言ってきかないオジサン(65才位)がいた。


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私と同行の営業部員、このオジサン、ボケてるか、どこかおかしい?と思った。


しかし喋ることは他は全くマトモ。年も超高齢でもない。


天狗は高い木の上にいると言ってきかない。その場所まで教えてくれた。
当然天狗は我々には見えなかった。
やはり、おかしなオジサンなんだ💦

(鷲やカラス🦅が羽を広げているのを、そのように思ったか ? 誰か高齢者からそう吹き込まれたか?)
しかし戦国時代でも、こんな事を言う人はあまりいなかっただろう。


今でも全然信じられない賊や天狗の話。ミステリーのままだ。