重機オペレーター兼レストラン店長兼ブランド店店員
これは大型のパワーショベル。
当社では、これほど大型は使ったことがないが、PC30のパワーショベルは、いつも使っていた。
私は住宅建築、建設業、造成工事もやっていた。
PC30は、我々の造成工事には、最適の大きさだった。
100坪、200坪から1000坪くらいまでの造成工事には最高に便利だった。もしこれが2000~3000坪に増えても問題はない。PC30を同時に2、3台動かせばいいだけだ。
熟練したオペレーターは、当社には、常時5人はいたので、その点でもOK 。
私の会社は、多くの種類の事業をやっていたので、各従業員が、できるだけどの事業所でも働けるように、私は教育した。
このメリットは、計り知れなかった。
例えば
1日、2日に工事現場の重機オペレーターをやっていた者が、3日、4日、5日はレストランの店長、
6日、7日はブランド品店の手伝い、
8日にはまた工事現場に帰る、なんてことは
いつもやっていた。
そんなこと何で出来るの?
ということになるが
これは、どの仕事にも、その者が精通していればいいだけのこと。
デイスカウントショップの店長が腹痛で休んでも
ドライブスルーの店員が、子供の病気で休んでも
現場作業員が冠婚葬祭で休んでも
いつも代わりをやる者がいた。
従業員の定着率が良く、長くいるから、いろんな仕事を徹底的に覚えさせた。
父の会社も途中で引き継いだので、長い社員は、私より5才、10才上の者もいたが、この者たちにも、今までやってきた以外の仕事も覚えさせた。
中には無論、社長、この仕事しか出来ません、とい
う者もいたが、80%はあれこれ兼務。
あれこれ兼務しているので、社内の意思疎通も良かった。