今、苦しい方へ
苦しい状態の方に、私達が何を言っても役に立たないことは分かっています。
しかし読んで下さるなら、僅かでも参考になればと思います。
私は20億円近いキャッシュフローがあったこともあり、従業員も数十名いたこともありますが、一時どん底に落ち込んだことがあります。(前の記事で書いたように)
このどん底の数年間が、人生でどれだけ役立っているか分かりません。
子供の頃からの暮らし、うまくいった月日から比べると、僅かな年月ですが、この年月のお陰で私は生かされているようなものです。
この時のお陰で、今ひとりとしたら、お金をほとんど持っていなくても生きていけます。
どんな状態になっても、必ずカムバックします。
だから、苦しい状態を享受してください。
享受って、ふざけるんじゃない、と言うと思います。
苦しい状態にもよりますが、苦しいって、案外ラクである場合もあるんです。
その状態になれば、人が考えるほど、深刻じゃない場合もあります。
ただ家族だけは何としても守らないといけません。
これが大変ですが、これは義務です。
ここから、役に立つかどうかわかりませんし、そんなこと知ってるよ、になるかも知れませんが、箇条書きします。
▲出来れば借金しないで成功をする方法を考える。
▲そのために必要なことを(勉強も)徹底的にやる。
▲儲かる将来性のある仕事が見つかっている場合はいいが、これからスタートという場合は、自分の好きなことで、お金に繋がることを考える。
▲今やっていることが、競争相手もいて、イマイチの場合、同じ仕事を全く別の視点で切り込んでみる。
(ドライブスルーでこの方法を使いました。ハンバーガーを売らず、ライスを売ったこと。同じ系列の食品を売っている店があったが、味付けを徹底的に研究、材料を変え、違ったものを作り、持ち運びも便利にし、類似店の数倍は売った。
実はこの方法、、あらゆる事業に使いました。先発有利、後発不利ではなく、我々の場合、先発店の欠点を徹底して分析、どうしたらよく売れるかを研究。ですから我々の場合、いつも後発有利でした。)
▲最初言ったように借金はしない方がいいが、どうしても資金が不足の場合、金融機関(銀行、信用金庫など)から借りる。
政府資金も最大限活用する。
▲充分資金が集まらず、一般人から借りる場合、或いはメンターから借りる場合、成功報酬にするか、利息にするなら低く押さえる。(この場合、相手をよく確認、後々トラブルのないようにする。)
▲反対に今借金があって、身動きできない場合、借金を棒引きしてもらうか、長期棚上げしてもらう。
これは簡単にはいかない。
とにかく頭を下げ、誠意をもって、何度も交渉する以外にない。
▲事務所(店)の近隣の人達とは、この人達も全て顧客にするつもりで、うまく付き合う。
ただし、隣近所に限らず、win -win の関係が築けない相手とは付き合わない。
高圧的で、押しが強く、自分に都合のいいことばかり主張する人など、やめた方がいい。
▲(コロナで大変な時代ですが)苦しくても諦めない。スタートしたなら、成功するまで継続する。
成功とは、成功するまでやることだ、と昔有名な方が言っていましたよね。