オーストラリアモリソンの怒り
中国の傍若無人な振る舞いには、各国が激怒している。
オーストラリアは、軍事予算を今後10年間は40%増大すると発表。米豪安保協定に関わらず、オーストラリアは独自で行動をすると米側にも通告した。
中国は、相手がどこであれ、抗戦する。というか先に仕掛ける可能性もある。習近平という人間は、覇権主義者。自分が共産党主席であり続けるためには、侵略し、国土を拡張するのが使命のように思っている。
アメリカやヨーロッパの先進諸国は、数十年前から、中国は自然に民主化されるだろうと信じていたフシがある。
ところが、その先進国の放置をいいことに、中国はやり放題!!
先進国の科学技術、工業技術からブラインド品のデザインまで、何から何まで盗み放題。アメリカの大学に中国人留学生を大量に入れて、或いはシリコンバレーの有力企業に入り込んで、盗めるものは全て盗んでいる。
現在の中国の進歩は、圧倒的に先進国の技術(の下敷き)で出来上がっている。それを中国人は肝に命じるべきだ。
日本も、過去遅れていた中国に進出、中国の工業技術発展に大貢献しているはずだ。
過去は過去としても、ある意味、恩を仇で返すような中国の覇権主義。1953年生まれ、67才の、徐々に老人の域に達している習近平には、分かっているはずだ。
もし中国の体制が変わって、中国が民主化された場合、習近平老人は、犯した多数の犯罪によって、刑務所行きになる可能性もある。
ともかくオーストラリアモリソン首相は、コロナウイルスのパンデミックを起こした中国の発生源を、独立した第3者機関に徹底調査させよ! と怒っている。
モリソン首相、1968年生まれ、52才と習近平よりはるかに若いのに、度胸がある。
南シナ海はベトナム、フイリピン、インドネシアも取り巻いている。世界各国の多数の船舶が航行している。
このインド太平洋地域の安全を、モリソン首相は守ると明言している。
オーストラリアの食肉大手4社の輸入の大部分を止められ、留学生を止められても、モリソン首相の主張は変わらない。
自国が大打撃を受けても、アセアンの平和は守るというモリソン首相の強靭さは、賞賛に値する。
(安部さん少しは見習いなよ、年令モリソンより、ひと回り以上、上だろうに。)