揺れるセスナ、台風の日のボート

▲名古屋の中部空港から、セスナに乗って、名古屋周辺の土地を上空から見たことがあります。

 

勿論名古屋郊外で買いたい土地があったからですが、名古屋の前から知り合いの不動産会社社長が、セスナを持っているから、今日はセスナで現地を見せてくれるというわけです。

 

航空会社のジェットには毎月何回となく乗っていましたが、小型機は乗ったことがなく、車の地上での案内で良かったんですが、何しろ今日はセスナに乗ってくれと、自信満々に言うので。

上空から見るのも、位置関係が分かっていいかな、と思い。

 

....しかし乗った途端、これはすごい乗り物だと気づきました。何しろ揺れる、揺れる!

 

セスナは飛んでいるのを、地上から見ていると、完全に真っ直ぐに飛んでいるように見えます。ところが実際乗っていると、上下動がすごいんです。

いきなりグーンと下がったかと思うと、またグーンと上昇。

(これが地上から見ていると、真っ直ぐ飛んでいるように見えるから不思議。)

 

現地上空に着くまで冷や汗。

上空から見ましたが、気分が落ち着かない。早く地上へ戻りたいの一心でした。

 

同乗者合わせて計4人で搭乗していましたが、セスナの中で吐くことだけはなくて良かった。

しかし、もう2度と乗りたくないと思ったのも確か。


▲もう一度の危ない体験は、台風時のボート。

紀伊半島で、面白い島があると言うので、見せてもらう為に。

これは予定が詰まっていて、私から希望した。

ー行けるのなら、行ってー

と言ったら、台風きているけど大丈夫でしょう、と言うことだった。


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ところがこれがすごかった。

スタート時はそうひどくなかったが、すぐ暴風雨圏内に入り、ガンガン揺れる! ボートに立ってはいられず、座ってずっと周囲のものにつかまったまま。

 

島は見たが、落ち着く暇はなく、直ぐ引き返した。

 

この体験で、ボートが揺れることには慣れてしまった。

 

伊豆の30人乗りくらいの遊覧船がありますが、これが晴天の日でも、かなり揺れる。

半分の乗客は気分をわるくしていましたが、台風の中のボートに比べるとラクなものでした。